同じ宮城県の野球チームだけど・・・

「夢与えてくれた」 全国中学野球 しらかし台準V

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表彰式で準優勝メダルをかけてもらうしらかし台ナイン=静岡市草薙球場

 22日の第27回全国中学校軟式野球大会決勝で、明徳義塾(高知)に2―3で惜敗したしらかし台(宮城)は、初出場の重圧を感じさせない粘り強いプレーで、強豪と接戦を繰り広げた。東北勢では1982年の城東(秋田)以来となる優勝旗の「白河の関越え」に迫った若鷲たち。一塁側スタンドの応援団からは、ねぎらいの声と割れんばかりの拍手が送られた。

 試合は2点の先制を許したが、詰め掛けた選手の家族ら約70人は「ドンマイ」「これからだ」とナインを後押し。1点ずつを取り合い、1―3で迎えた5回、再び1点差に迫ると、応援席の熱気も一気に高まった。
 ナインは懸命のプレーで食い下がったが、7回、最後の打者が三振に打ち取られ、無念のゲームセット。1回戦から快進撃を見守った高橋守克校長(55)は目を潤ませ、「みんな、1戦ごとにたくましくなった。夢を与えてくれた」と語った。

 しらかし台野球部の練習環境は決して恵まれていない。グラウンドはサッカー部やソフトボール部との共用で、外野ノックも十分にできない。それでも「全国制覇」を合言葉に1日約4時間、ほぼ無休で練習を重ねた。
 「やる気さえあれば、日本一を決める舞台へ駆け上がれる」と佐藤秀平遊撃手(3年)。決勝の初回、走者との接触で右ほおを約3センチ切り、ガーゼを当てたまま戦った。

 先輩の思いは、スタンドで声を張り上げ続けた後輩たちに引き継がれた。竹田淳也選手(2年)は「全国大会を意識して、練習に一生懸命取り組む姿勢を見習いたい」と力強く誓った。

2005年08月22日月曜日
[河北新報]

このしらかし台中学校がある宮城県宮城郡利府町仙台市の隣町.日韓共催ワールドカップの仙台会場であった「宮城スタジアム」が立地している町である.そして,この「しらかし台中学校」,宮城スタジアムに最も近い公立中学校である.決勝で対戦した明徳義塾は今年の甲子園大会,喫煙事件で直前に辞退してしまった「あの高校」へと続く中高一貫私立.よく頑張ったと誉めてやりたい.
もしかしたら,公立の中学生よりも劣る可能性のあるプロ野球チームが,おなじ仙台エリアに存在する・・・青田買いしておいたほうがいいかも知れないぞ>>三木谷球団・・・
と思っていたら,不意に「既に手を付けていたかも!!」と思い当たった 楽天は以前,"利府町の中学校"で「キーナート塾」を開催したというニュースを見た記憶が・・・
そこで,調べてみた.その結果がこれ.

「マーティ塾」 スポーツと勉強 両立の実例紹介

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楽天キーナート氏(右)の講演に聞き入る生徒ら=利府中体育館

 プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する楽天野球団は25日、利府町の利府中で、マーティ・キーナート・チームアドバイザーを塾長に県内の中学校を巡回する「楽天イーグルス・マーティ塾」を開講した。キーナート氏は「文武両道、日本になし」と題し、スポーツと勉強を両立する重要性について熱弁を振るった。

 全校生徒や保護者、教職員ら約490人が参加。キーナート氏は、引退後に医師や教師として第二の人生を歩む海外の五輪メダリストがいる一方、元プロ選手が犯罪に手を染めるケースも多いと指摘。「スポーツは素晴らしいが、すべてではない。学ぶことは人生の保険」と訴えた。
 野球部主将の高橋良平君(14)は「多くの選手の実例を紹介してもらい、とてもいい勉強になった。将来は楽天に入りたい」と話していた。

2005年05月26日木曜日
[河北新報]

よくよくみたら,隣の中学校(自家用車で10分程度の距離)でした.微妙にはずしてます.