2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

e-Japan II 構想

e-Japan II の素案も,何を考えてか,「またしても」ネットワークインフラ整備が主要項目だ.結局,行政は「箱モノ」から脱することが出来ないようだ*1. 今更,という感覚を拭い去れない. *1:NTTやKDDIといった土管屋の圧力が強いのだろう

「IT業界は斜陽産業か?」において示した展望

以前,自らの経験と,その中から日ごろ感じていた不透明な感覚を明らかにするため,自分なりの分析を通じ,中小SI業者やソフトハウスの将来は厳しい,と記したが,同様の趣旨を持つ記事を日経ITProに見つけた. ソフトハウス大淘汰時代 国内のソフトウェア開…

5/15 追記

更にもうひとつ,中小SI業者を苦境に追いやるであろうニュース(「もう大規模案件に頼らない」、NTTデータ)を発見した.日本国内最大手のSI業者,NTTデータの方針転換である.これまで,中小SI業者は,大口案件を多く持つ大手SI業者の下請業務と,大手が手を出…

心の闇は誰にだってある。「自分」という1個の人間の中で、やり場の無い劣等感・孤独・その他諸々の内的・心的作用が膨らみ、当人の限界値に達したと思われる際に想定される最悪の事態が自傷行為や自殺となるわけだが、かつて、私の知人・友人、或いは同僚等…

「偏狭なる視野」とは

己が辿った道,いわば軌跡上に存在したものと,その道の「ちょっとだけ先」にあるものしか知らないことである.

「絶望」は

「希望」や「期待」があるがゆえに発生する.最初から「希望」や「期待」が無ければ「絶望」には至らない.だが,「絶望」を恐れるがあまり,「希望」や「期待」を抱かなければ,その人間は正常であるかどうかも疑わしくなる.

経験上,自己中心的,希望的観測は

80%以上の確率で外れる.「世の中そんなに甘くない」という言葉は的を射ている.

目的と手段,道具

目的を達成するために「手段」がある.手段を補助するためのモノが「道具」である.道具のために目的や手段を捏造すること,手段のために目的を捏造することは全く以って意味が無い.だが,道具が新しい目的の着想を生み出すことは有り得る.

プログラミングとは

現実社会の事象,現象を抽象化,汎化し,コンピュータというものの上に写像を形成する作業である.

「広い視野の獲得」とは

「それまでに形成されてきた自我に囚われないこと」と同値である.