「荷宮和子」という人

中公新書ラクレ」という新書ブランドがある.その中で,短期間の内に3冊も上梓した人がいる.「荷宮和子」なる人物である.この人物が上梓した書籍はタイトルや,帯に記載されている紹介文に惹かれるものがあるため,書店で立ち読みをして見ると,極めて質の低い文章に遭遇することになる.同時に,この筆者がものすごい勘違いをしている人だということが判る*1.当然,そんな本の購入は見送ることになるので,詳細はアマゾンの書評(1)(2)(3)をご覧ください.

この荷宮某の愚を責めるのは簡単なこと.だが,真の問題は,こんな著者の本を出版する中公にある.信用を傷つけかねんぞ.

*1:如何にして駄文を書き上げるか,という逆説的なテーマで教育を行う際には絶好の手本になる.簡単に言えば反面教師.