恥の上塗り

クローンオオカミの論文データ誤り、ソウル大が調査
 【ソウル=中村勇一郎】ソウル大獣医学部の李柄千(イ・ビョンチョン)教授の研究チームが世界で初めてチョウセンオオカミのクローン作製に成功したと発表した論文のデータに誤りがあった問題で、同大は9日、調査に着手したと発表した。

 同大は当初、「単純なミス」と説明していたが、外部の専門家らから「意図的なねつ造ではないか」との指摘が出たため、本格調査に乗り出した。

 論文の共同研究者には、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)に関する論文のねつ造が発覚し、起訴された同大の黄禹錫(ファン・ウソク)元教授も参加。オオカミのクローン成功率とこれまでの犬のクローン成功率のデータを対比させ、「画期的な成功率だ」などとしていたが、犬のデータが誤っていたことが判明した。

 さらにクローンオオカミと代理母になった犬の塩基配列表にも誤りがある疑いが浮上したほか、論文中の専門用語の使い方が不適切だとも指摘されている。

(2007年4月9日20時19分 読売新聞)

「前科者」である黄教授が研究に参加している時点で、その論文は世界中の研究者から色眼鏡をかけた状態で査読されるわけですよ。そして案の定、ボロが出てきたわけです。
問題の黄教授が参加しているか否かにかかわらず、この分野で韓国から提出される論文はすべて疑いの眼で見られている、という事実に気付いていないんでしょうね・・・韓国の人たちは。