よくぞ言ったもんだ。

「米の犬」発言でメキシコとの関係悪化 ベネズエラ
2005年11月15日15時29分

 米国が主導しながら停滞している米州自由貿易地域(FTAA)をめぐり、ベネズエラチャベス大統領が、推進派のメキシコのフォックス大統領をアメリカの「飼い犬」などと批判したことから両国関係が悪化、14日には双方が大使を召還する事態に発展した。

 メキシコは北米自由貿易協定(NAFTA)に加盟し、米国との経済統合を進めている。フォックス大統領は今月初めにアルゼンチンで開かれた米州サミットでも、FTAAを推進しようと積極的に発言した。

 これに対し、反米で知られるチャベス大統領は、米州サミットに際して「ここがFTAAの墓場だ」などと言い、ブラジルなどと反対の姿勢を示した。フォックス大統領には「メキシコの大統領が帝国の飼い犬になっているとは悲しい」と皮肉った

 ロイター通信などによると、メキシコからの正式謝罪の要求を、ベネズエラは14日、「認められない」と拒否して大使を召還。これを受けて、メキシコも大使を召還した。

[asahi.com]

今現在、米国以外の国々が、ぼんやりと、危惧を抱いている点は事実。この事実をここまでズバリと言い切るチャベス大統領。
「天晴れ」と褒めるべきなのか、「馬鹿正直な人だなぁ」とけなすべきなのか、個人的信条が、米国至上主義、反米のどちらでもなく、あくまでも中立である私には評価しかねます。