微妙な違和感

選管が「投票所へ行かないで」 政争のまち、一転無投票
2005年10月18日23時37分

 合併に伴う北海道の釧路市長選は16日、旧釧路市長の無投票当選で決着したが、市選管の仕事は終わらない。告示前は投票率アップ作戦を展開していたが、今度は投票所へ行かないよう呼びかける異例のPRに懸命だ。

 新市は釧路市阿寒町音別町の旧3市町が合併し、人口19万5000人余で11日に誕生した。釧路市は「政争のまち」とも言われ、戦後16回の市長選で無投票はゼロ。市議選も1度の補選を除きすべて選挙で、市選管は23日の投票へ向け「投票へ行こう」とPRしていた。ところが、共産党が直前になって擁立を断念し無投票に

 市選管は「市民には無投票の経験がないだけに勘違いもあり得る」と張り紙や宣伝カーの巡回、大型スーパーの店内放送などで選挙終結をPR。当日は投票所に予定されていた全72施設に「投票はありません」と書いた張り紙を出す。担当者は「投票所に行かないPRなんて初めて」

[asahi.com]

釧路は農業+漁業+工業(製鉄,製紙等)という複合的な産業構造を持つ都市だけに,「政争の街」だったことにも頷けます.それにしても,「投票に行くな」というアピールは某かの違和感を感じる・・・