生兵法で命まで落としてしまった人

フグを自宅で調理、毒にあたり男性死亡 愛知
2005年09月19日21時01分

 愛知県は19日、同県幡豆町内の男性(51)が自分で調理したフグの肝臓の刺し身を食べてフグ毒にあたり死亡した、と発表した。

 県などによると、男性は17日夕、同県一色町佐久島友人が釣ったショウサイフグとみられるフグ1匹を譲り受け、自宅で調理した。18日夜、冷蔵庫に保管していた肝臓の刺し身を食べ、3、4時間後から唇のしびれなどの症状を訴えた。19日朝、家族が119番通報したが、すでに亡くなっていたという。

 県の調べでは、男性はフグ処理師の資格は持っていなかった。以前にも、自分でフグをさばいて食べることがあったらしい。

 ショウサイフグは東北地方以南の日本近海に広く分布。筋肉と精巣以外は有毒で食べられないという。

 同県内でフグ毒による死者が出たのは97年以来。同県は「フグの処理は高度な専門知識が必要。家庭での調理は危険なので避けてほしい」と呼びかけている。

[asahi.com]

ちょっと知識を持っていれば,最も毒が強いはずの肝臓部分を生で食おうとは絶待思いつきもしませんよ.