「才能」のゆくえ

超怪力の5歳児、52キロ持ち上げる…中国・重慶

 驚異の5歳児? 中国体育報は25日、5歳で50キロ以上の重りを持ち上げる重慶市の男の子を、地元の体育学校が破格の扱いで選手として採用したとする新華社電を掲載した。

 この子供は、重慶市郊外の農村出身の黄佳君。身長1メートル06、体重も18キロ足らずの普通の5歳児だが、「力持ち」とのうわさを聞いて駆けつけた体育学校コーチの目の前で52キロもの重りを持ち上げて見せ、採用が決まったという。

 新華社のホームページには、バーベルに見立てた車軸に重りをつけた重量物を持ち上げている写真も掲載されている。

 記事は「普通の5歳児では6キロ程度を持ち上げるのがやっと」としたうえで、黄君が採用されたのは「体育学校の採用は小学6年生からだが、まれに見る重量挙げの奇才だから」とする体育学校関係者のコメントを紹介。今後は、選手としての専門訓練を受けることになる、という。(北京・松本浩行)

(2005年8月26日13時8分 読売新聞)

中国は.重量挙げの競技だけにその異能を利用して,満足なんでしょうか.もっと別の「使い方」を考えて,社会に貢献させたほうがいいのでは?