指揮系統の変更

迅速なミサイル迎撃、改正自衛隊法が成立

 日本に向けて発射された弾道ミサイルミサイル防衛(MD)システムで迎撃する手続きを定めた改正自衛隊法が22日の参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。
 これにより、武力攻撃事態の際に発令される「防衛出動」を経なくても、自衛隊がミサイル迎撃のための措置を迅速に取ることが可能になる。施行は、来年3月からとなる見通しだ。
 一方、陸海空3自衛隊の指揮・命令系統を一元化する統合運用のための改正防衛庁設置法も22日の参院本会議で、与党の賛成多数で可決、成立した。現在の統合幕僚会議を廃止して「統合幕僚監部」を新たに設置する。

[読売新聞]

分野を問わず,行動を起こす際の決断,判断のスピードアップを図ることは非常に良いことですが,仮想敵国の親玉を刺激しないかだけが心配の種.