"ネットでのイ義ネL白勺無関心の可能性"で提示されている例

最近、「イ義ネL白勺無関心」*1をキーワードにして、議論が盛り上がっているようだ。その議論は、この Hatena::Diary のうちのひとつ、松谷氏の "recent events@TRiCK FiSH" ページ、2003/11/30 からスタートしているのだが、ここで提示されている例に以下のようなものがる。

たとえば、ひっそりとネットで日記を書いている人がいる。Aさんとしよう。とくにリンクも張られずに、目立つことなく、だけど、Aさんの日記をひそかに楽しんでいる人もわずかだがいたとする。

 ある日、Aさんはあることについての日記を書いた。それを見たある人がAさんの日記にリンクを張った。さらにそれを見つけた人気サイトのBさんが、Aさんのところにリンクを張った。結果、ひっそりと日記を書いていたAさんのサイトへのアクセスが殺到した。

 Aさんは、目立ってしまう自分のテキストについて驚き、そして当該のテキストを削除してしまった。結果、そのテキストを誰も見ることができなくなり、その後日記そのものをやめてしまった。

 さて、そこでは誰が幸せになったのだろうか──。

 繰り返すが、このAさんに具体的なモデルはいない。ただし、多くの人がこのような一連の経過を見てきたことがあるはずだ。

本ページでは、この「無関心」が本題ではないので、この件に関する議論はしないが、私としては、上の例におけるAさんが、誰を対象としてその文章を書いていたのか、ということが気になる。Aさんは、インターネットという媒体を通じ、誰に対してメッセージを伝えたかったのだろうか、と。

*1:キーワードから逃れるため、あえてこの書き方にする