リアル社会に働きかけるバーチャルオブジェクト(世界初?)

「身代金」ウイルス注意 データ暗号化、戻すならカネを
2006年07月06日09時31分
 コンピューター内のデータを勝手に暗号化し、元に戻すための「身代金」を要求する新しいタイプのコンピューターウイルスが欧米などで広がっている。「ランサム(身代金)ウエア」と呼ばれ、新手のコンピューター詐欺として警戒されている。

 ランサムウエアに感染したパソコンで特定のファイルを開こうとすると「暗号化しました」などのメッセージが出て開けなくなり、暗号化を解くためのソフトの購入などを求められる。無料ソフトのダウンロードやメールを経由して感染している。

 ウイルス対策大手のトレンドマイクロによると、ランサムウエアは昨年見つかり、欧州、北米で広がっている。実際に「身代金」を振り込んでしまうケースも出ているという。

 情報処理推進機構によると、国内での感染報告はまだないが、「日本語対応のウイルスが出ると国内でも被害が広がる恐れがある」(トレンドマイクロ)。不審なソフトのダウンロードは避け、金銭の要求に応じないよう呼びかけている。
[asahi.com]

コンピュータ版オレオレ詐欺/振り込め詐欺と言えますね.
今のところ日本語版は存在しないようなので暫くの期間は問題ないでしょうけれども,そのうち,同様の手段でユーザーを籠絡するソフトウェアが国内で開発,放出されるであろう事は想像に難くないでしょう.なので.皆様もご注意を.