まさに泥仕合

韓国産キムチからも寄生虫の卵 日本に輸出の可能性も
2005年11月03日20時22分

 韓国の食品医薬品安全庁は3日、国産キムチ502品目を検査した結果、16社の16製品から寄生虫の卵を検出したと発表した。人体には影響がないとされるが、日本向け輸出を手がける業者の製品も含まれており、韓国キムチの対日輸出に影響が及ぶ可能性も出てきた。

 韓国の安全庁によると、卵が検出された製品を生産しているのは、いずれも零細企業。16社のうち1社が昨年、日本向けに43トン、10万ドル(約1100万円)分を輸出していたという。

 栽培時に使った、豚のふんなどを原料とする堆肥(たいひ)に卵が含まれ、生産過程でよく洗浄しなかったため残留したとの指摘がある。同庁は今後、キムチの出荷前の検査制度を強化する方針だ。

 キムチをめぐっては、韓国政府が先月下旬、中国産キムチから卵が見つかったとして輸入を規制その後、中国側が韓国産キムチから卵を検出と公表したため、韓国世論は「報復措置だ」と反発し「キムチ戦争」の過熱が懸念されていた。中国の検査結果に疑問を示していた韓国側にとって今回の検査結果は痛い失点となりそうだ。

[asahi.com]

結局,中国,韓国,どちらの国の食品加工会社も不衛生だ,という事実が判明して痛み分け.他人の欠点をあげつらう前に,自分の状況も良く把握しろ,ということですね.
それにしても,やはり朝鮮半島の人々にとって,昔もいまもキムチは国を揺るがす大問題なんですね.