2005/9/11 衆院選総括

概要

自民党圧勝.単独過半数確保
連立相手である政教非分離政党の立場が微妙なことに

民主は歴史的惨敗
各種互助会所属の郵政族議員半分が落選
赤旗党は相も変わらず.
社民は,たかが議席増で大欣喜.なにせ前回比40%増(5→7)ですから(笑)

注目候補者の当落,及び攫得票数

醜聞系前/元議員編

田中真紀子(無所属, 新潟5区
新潟5区  :105,484票 - 当選

鈴木宗男新党大地, 北海道ブロック名簿順1位)
新党大地:433,938票(13.44%) - 当選

辻元清美社民党,大阪10区+近畿ブロック名簿順1位)
大阪10区  :68,614票 - 落選
社民党   :619,883票(5.70%) - 当選

中村喜四郎(無所属,茨城7区)
茨城7区  :89,099票 - 当選

泡沫候補

注: 得票数10%未満の候補は供託金300万円没収

又吉光雄(イエス (世界経済共同体党東京1区
東京1区  :1,557票 0.57%
(cf. 無効票数 4,333票)-落選

同一選挙区の当選者=与謝野馨
自民党政調会長

山下万葉 (無所属, 東京22区)
東京22区  ;2,483票 0.86%
(cf. 無効票数 4,645票)-落選

同一選挙区の当選者=伊藤達也
現内務大臣(金融担当)

羽柴秀吉(無所属, 神奈川11区)
神奈川11区 :2,874票 1.07%
(cf. 無効票数 3,117票)-落選

同一選挙区の当選者=小泉純一郎
内閣総理大臣

個人的見解

今回の自民党大勝は,民主の駄目っぷりによって醸成された,「消去法的大勝」ではないかと推測.衆院解散の際に見せた小泉首相の「有言実行」的態度が共感を呼んだ,ということも一因かもしれない.
それにしても,自民が革新,民主が保守に見えて仕方がない(苦笑)

比例では,私個人も消去法により自民に一票を投じた.だが小選挙区のほうは,私の選挙区で立候補している自民の候補が「能力なき二世議員(俗に言うボンボン)」で,私生活の荒廃も酷いという最低の候補.民主もぱっとしない.まして共産の候補は・・・ということで選択肢がなかった為,白票を投じざるを得ず*1

*1:結局,ボンボンが当選