中国4000年、汚職の歴史

中国の汚職官僚20万人、海外流出9500億円 検察が報告
2005年09月11日20時47分

 中国で過去5年間に汚職などの犯罪で摘発された官僚が20万人を超すとの調査結果を、最高人民検察院最高検)反腐敗汚職総局が明らかにした。海外に逃亡した経済事件の容疑者は官僚を中心に約500人、違法に持ち出された資金は700億元(約9500億円)にのぼるという。

 9日付の中国各紙によると、吉林省長春に全国の検察関係者を集めて開かれた反汚職収賄会議の席上、同総局の王建明局長が報告した。不完全な統計としながら、98年から現在までに捜査当局が拘束した汚職官僚の海外逃亡者は70人余りとも指摘。過去10年に経済犯罪で国外に持ち出された資金は「数千億元(数兆円)単位」との推計も紹介された。

 中国では改革開放政策と市場経済の導入にともない、権限を握る官僚の腐敗が深刻化。国民の不満が共産党支配の屋台骨を揺るがすことを懸念する中国政府は摘発に力を入れている。しかし、国外に逃亡する汚職官僚も急増。子どもや妻を海外留学や移民として海外に渡らせ、あとを追う従来型に加え、ビザなしで渡航できる国々の増加で国外逃亡が容易になっているという。

 会議で王建明局長は関係各国との連携強化の必要性を強調した。

[asahi.com]

殷周の時代から役人の腐敗、汚職が横行していた超弩級汚職先進国、中国のことですから。その4000年以上継続されているお家芸が消え去ることは絶対ありません。