若年性肥満の撲滅

学校での清涼飲料販売を制限 米飲料協会、肥満に配慮
2005年08月18日10時04分

 米国の飲料業界団体「米飲料協会」(ABA)は17日、子どもの肥満への配慮として、学校で販売する飲み物を自主的に制限する方針を発表した。米国では太りすぎの子どもが900万人いるとされ、公立学校から炭酸飲料やジャンクフードを締め出そうという動きが各地で起きている。

 ABAの対応は▽小学校=水と100%ジュースのみ販売▽中学校=授業時間内はこれらのほかスポーツドリンクやカロリーを控えた「ダイエットタイプ」の飲料のみ販売▽高校=販売する飲み物を多様にし、炭酸飲料は半分以下に抑える――というもの。ABAによると、加盟社は米国で売られる酒類以外の飲料の95%以上を製造・販売している。

 スーザン・ニーリーABA会長は「健康で活動的な子どもは清涼飲料やジュースを楽しんでいいはずだが、学校で小さな子どもが何を買うかを心配する親の気持ちは理解できる」として、協会としても子どもの肥満対策に取り組む責任があると表明した。
[asahi.com]

成人も含め米国の肥満人口は本当にひどいからな・・・
日本の公立小中学校では清涼飲料水の販売をしていないと思うので、日本の国内事情に直截的な関係は一切ない話ではあるが、業界の取り組みは理解できる。