ビジネスにおける「責任」と「信用」

ビジネスにおける「責任」の基本は「納品」「支払/返済」となる*1.「有限責任会社」とか,「無限責任」という言葉がでてくることから,商法を調べれば,ビジネスにおける「責任」は何であるか,と言うことはすぐにわかる.
また,ビジネスにおける「信用」という言葉は,「支払期限まで会社が存続し,かつ,遅延無く請求された額を支払うことができるか否か」,「価格に見合った質の製品,サービスを提供しているか否か」という,いわば「企業の健全性」という意味になる.こちらの言葉に関しても,「信用金庫」,「信用組合」という金融機関が存在する訳で,商法や銀行法信用金庫法,中小企業法,下請法 etc.. 各種法律において,ビジネスにおける「信用」が何であるかということは理解できる.

*1:製造物責任法(PL法)における「責任」は,作ったモノが個人,社会に被害を及ぼした際の,企業が有する「社会的責任」の追求であるが,この場合の「責任」も,最終的には損害賠償という「金」の「支払」へと還元される