その金額はすべて機械に飲みこまれてしまったわけですね(Y/n)?

子を保育所に送った後、空き巣に変身 容疑の主婦逮捕
2006年08月28日23時36分
 パチスロで遊ぶ資金欲しさに空き巣を繰り返していたとして、大阪府警は28日、大阪市平野区加美東4丁目の主婦安原摩利容疑者(33)を窃盗と住居侵入の疑いで逮捕、送検したと発表した。安原容疑者は子どもを保育所に送った後の午前中を中心に犯行を重ねていたといい、盗んだ総額は現金290万円を含む計約2400万円相当に上るという。

 捜査3課などの調べでは、安原容疑者は2月23日午前10時半ごろ、同府八尾市青山町の民家のガラス窓を割って侵入、現金約100万円とネックレスなど貴金属8点(120万円相当)を盗むなど、昨年6月から今年4月にかけ、東大阪市など府内で計48件の窃盗を繰り返した疑い。

 安原容疑者はパチスロの資金などに充てるため、約200万円の借金があり、「パチスロ代や借金返済のために盗みを繰り返した」と容疑を認めているという。

 盗品は、盗んだ他人名義の保険証で身分を偽って、大阪市などの質店で換金。今年2月、何度も訪れる安原容疑者を不審に思った店主が警察に届け出て発覚した。
[asahi.com]

盗んだ金品の総額は2,400万円相当ですが、このうち、約300万円は借金とその利息の返済で消えるわけです。そして残りの2,100万円は、すべてパチスロに飲み込まれた訳ですね…。さらに、借金もパチスロの原資にするためのものですから、結局、盗んだ総額である2,400万円以上の大金をパチスロに投資して、スッカラカンになっているわけですね、この容疑者。
医学界(精神科医)がその存在を指摘している「パチンコ/パチスロ依存症」の可能性も高いと思われますが、この容疑者、パチンコ屋の商売の仕組み、(ちゃんちゃらおかしいが、今風の言葉で言えば「スキーマ」ですな)を全く理解していない模様。