敗軍の将、兵を語る

「知事を辞めたら何に?」 田中知事に子ども記者質問
2006年08月10日22時16分
 「知事を辞めたら何をしますか」――。長野県庁で10日、「田中知事に何でも聞いちゃおう! 誰でも『子ども記者』会見」が開かれた田中康夫県政の象徴でもあるガラス張り知事室の前で、6日の知事選で村井仁氏に敗れた田中知事に、子どもたちから厳しい質問が飛んだ。

 冒頭、最前列にいた長野市林祐介(9)が「知事選で村井仁さんに負けて悔しいですか」と切り込むと、田中知事は「新聞記者みたいなことを聞きますねえ」と少々面食らった様子。それでも、「私は人に尽くす仕事をするのが自分の人生だと思うから、もっと別なところで働いた方がいいよって(県民が)言ったのかもしれませんね」とかわした。

 「知事を辞めたら何を」との質問には、「私も人間ですから皆さんと同じように息をして、ご飯を食べて眠りたい時には眠ります」などと答えた。「長野を出るのですか」との問いには「軽井沢で暮らします」。県費で作ったぬいぐるみキャラクターの今後について聞かれると、「(村井氏は)コンクリートのダムも造るだろうし、キャラクター君も冬眠しちゃうかもね」

 ガラス張り知事室に入った小4の女の子は「ラジオ局みたい」と話した。この知事室は村井氏が廃止を表明している
[asahi.com]

子供が政治に興味を持つことはいいことです(かぶれるのはまずいけどね・・・)。歯に衣着せぬ小学生に拍手。