さすがプロ

銃弾1発、クマばたり 通りすがりのマタギ射殺 弘前
 10日午前7時ごろ、青森県弘前市十腰内のトウモロコシ畑で、作業員約10人がトウモロコシの収穫作業をしていたところ、クマが現れた。近くを通りかかった同市独狐、農業本田繁富さん(61)が、持っていたライフル銃でクマを射殺した。けが人はなかった。
 本田さんは伝統的猟師「マタギ」で、狩猟歴は30年以上。地元の中弘猟友会に所属し、車で大館市の射撃場に向かう途中だった。

 弘前署などによると、クマは体長約1メートル、体重約120キロの雄のツキノワグマ。本田さんは、畑から逃げ出してきた作業員から「クマが出た。トウモロコシを食べている」と聞いて畑に向かい、約15メートル離れた位置から1発で仕留めた。本田さんは「人間が襲われかねない危険な状況だった」と話していた。
2005年09月10日土曜日
[河北新報]

マタギが通りすがる、という状況はアレだが、さすがプロです。
ちなみに、熊がかわいそう、という筋違いのエセ動物愛護的反論は抜きね。
大自然の恵みへの感謝を忘れす、大昔からエコロジーを実践してきた人たち、それがマタギ。熊の毛皮、肉、内蔵、すべて無駄無く利用します。なので、今回射殺されてクマも、もれなく再利用されることでしょう。